小便器が尿石で詰まりました。どうすればよいですか。

トイレ(小便器)が尿石でつまった場合の対処方法

トイレのトラブルというと大便器のトラブルを考えがちですが、小便器でも起こることがあります。小便器は大便器と比べ、水を流す量や機会が少ないので、特に排水が詰まる場合が多くあります。大便器と比べ、パイプが細いのもつまりやすい要因です。

小便器が詰まる原因は、手入れをしないために尿石が排水管に付着してしまい尿石が固まってしまう場合が圧倒的に多くなります。尿石が固まってしまうと、雑菌が繁殖してしまい、異臭の原因にもなります。これは、尿に含まれるたんぱく質とリン酸カルシウムが分解されて発生する尿素が結合して結晶化するものです。

尿石がやわらかいうちはラバーカップなどそ使用して除去することも可能ですが、固まって排水管の中に張り付いてしまうと除去することが難しくなります。
その場合、酸の力で便器の黄ばみ・尿石を溶かして落とす、尿石除去剤が有効です。

尿石除去剤は短時間で尿石を融解除去し、小便器のつまりや異臭を解消してくれる尿石専用の洗浄剤です。
尿石除去剤を使用する際は、針金などを使ってまず着脱トラップを外し、給油用ポンプなどで排水管にたまっている水を取り除きます。水がなくなったら尿石除去剤を便器に注入し、5分ほど放置し、その後ブラシで磨きます。ブラシで磨いたら更に15分ほど放置し、最後にバケツで水を流します。一度の洗浄で十分な効果が得られない場合はもう一度同じ手順を繰り返します。

尿石除去剤を使用する上で注意しなければならないのは、成分が強い酸性であるということです。浄化槽などへ悪影響が懸念されるため、中和剤で中和が必要になる場合があります。

中和はバケツに水を入れ、そこに中和剤を溶かし、便器に注ぎます。5分ほど放置したら、バケツに水を汲んで押し流します。

また、尿石除去剤は金属への腐食影響があるものもあります。使用する際には、金属への腐食影響を防ぐ防食剤が含まれているかもよく確認しましょう。さらに、医薬用外劇物に指定されている製品もありますので、注意が必要です。

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